#4 スニーカーの作られ方
スポンサーリンク
スニーカーが好き過ぎる
私は物心ついたときからスニーカーが大好きです。母親がファッション好きだったこともあり、小学生の頃から出来るだけ気に入った服を着せてもらっていました。最初はただ服が好きなだけだったのですが、いつの間にかスニーカー好きに・・・・。きっかけは勿論エア・マックス!靴底に空気が入っているデザインに心打たれ、以降スニーカーの魅力に取り憑かれっぱなし。今も余裕があれば買ってしまいます。
自作がほぼ不可能なもののうちの一つ
今はネットで色々なオリジナル作品をオーダーすることが出来ます。Tシャツは勿論、帽子だって無地のボディを入手して、あとは印刷してくれる業者とかに頼めば個人でもオリジナルキャップを作ることが可能。裁縫が得意な人なら、その気になればボディさえも自分で作ってしまえると思う。でもスニーカーは未だに無理です。そもそも無地の、業者へ卸すための素地になるようなスニーカーってのが売っていない。耐久性が必要だから素人が縫い付けられるようなものはない。無地のスニカーに印刷するっていうサービスも無い。
例外を挙げれば、スニーカーをカスタムしている個人なら世界に存在しています。しかしやはりNIKEの元々あるスニカーを使ったり、比較的シンプルでデザインがし易いVANSやCONVERSEにペイントしたりと、完全自作ってわけではありません。
今はいろんなもののDIYが盛んだし、ググれば方法が見つかる時代。スニーカーのDIYはまだまだ先の話し、いや、今後素人が作れる時代は来ないかも知れない。
どうやって作るのかを見てみよう
さすが、THE MAKINGシリーズは凄いですね。なんでもあります。これを見て思いました。やっぱり素人には無理です。
見てくださいこの部品の数。Tシャツや帽子とは比べ物にならない部品の数です。これらをズレないように組み合わせる必要があるし、まずしっかりサイズを計算して裁断しなければいけません。場合によってはこれより多いでしょう。
でも一番はこれかな、靴底。靴底は布でも金属でもなくゴム。だから写真にあるように、ゴムを形成する金型か、もしくはそれ相応のテクニックが必要。ゴムの形を自由に変えるためには熱処理が前提として必要です。まず柔らかくしてから、型にはめて形を作る。だから素人には難しい。金属も同じ理由で加工が難しいですが、布は好きな形に切れさえすれば後は縫い合わせることが出来るので、加工がラクですね。
次はアッパー。靴底から上の部分で、足を覆う部分。一般的にはそのスニーカーの印象を決める大部分。もう気が遠くなるほど素人じゃ無理。スニーカーは全体重がのしかかる衣類だから、耐久性が他の衣服より重要。そう考えると、たとえ素人が作ったとしても、雨が尋常じゃなく染み込んだり、ちょっと反対側から力を加えたただけでビリっと破れたりすることがすぐに想像出来てしまうよね・・・・。
スニーカーは買え!
スニーカーは買いましょう!工場持ってないと作るのは無理じゃないかなー。最近は大手メーカーのほとんどが(ダサいけど)カスタムサービスを実施しているので、色味や素材を変えることでオリジナルを演出してみましょう。とりあえず、自分で作るのはマジで無理。
おわり