読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ナカノムラ

ナカノムラの手記

#41 テレビは人をバカにする

スポンサーリンク

テレビは面白い

f:id:vietnam_man:20170125211655j:plain

まず誤解を解きたい。テレビは面白い。テレビを付けてチャンネルを回せば、面白そうな番組はいつも大抵見つかる。その上、最近ではNetflixを始めとした映像ストリーミングサービスが充実しており、Apple TVなどの映像関連の周辺機器を使えば、簡単にテレビでオンラインビデオサービスを視聴することが出来る。テレビが売れないと叫ばれて久しい昨今であるが、まだまだ需要はある家電製品だ。

そんなテレビも、見過ぎればバカになると私は考えている。というより、世間でもよく言われている。子供の頃に、殆どの人が親から「テレビばっかり見るんじゃないわよ」と指導されている。目が悪くなるという理由かも知れないが、テレビを見ることで子どもの頭が良くなるならば、親はどんどん見て欲しいと思うだろう。だが、頭が良くなるとは少なくとも思えないから、親は見せたがらない。むしろバカになると思っている。

それは事実だ。テレビが人をバカにしてしまう理由の一つが、情報が全て受動的であることだ。

 

受動的な情報

f:id:vietnam_man:20170125211836j:plain

受動的の反語に、能動的という言葉がある。受動的とは受け身であること、能動的とは積極的であることだ。テレビは情報を取捨選択できない。CMもニュースも、見たくなてもチャンネルを変えない限り常に放送され続けるため、見たくないからといってスキップ出来ない。もしスキップをしたければ、別途有料放送の契約を結び、厳選された密度の濃い番組を視聴する必要がある。

テレビを見る、と表現したときに、真っ先に誰もが思い浮かべるのはやはり無料で視聴できる地上波の放送枠だ。(NHKには受信料を払わなくてはいけないが、この際その事実は一度忘れて欲しい)地上波の放送局はその制作費を賄うために、CMを放送しなくてはいけない。スポンサー契約を結んだ企業のCMが放送される都合上、その企業のイメージに全く沿わない番組や、公序良俗に反する番組を作ることは、便宜上禁止されている。ということは、番組の質は一線を超えられない。

その情報を全て鵜呑みにする、つまり受動的に受信する場合、スポンサーに配慮されたとても平易な、平凡な情報ばかりを掴まされることになる。しかもその中には嘘も含まれている。嘘が含まれているだけではなく、意図的に情報が操作されていることもある。

その事実を踏まえた上で更に申し上げたいことがある。受動的な情報で、しかも光を放つ情報は洗脳にぴったりで、尚且つ、受信した側が自分でよく考えられない性質を持っている。

 

光を放つ情報の危険性

f:id:vietnam_man:20170125211942j:plain

皆さんは本を読んだことがあるだろう。人生で一度も本を読んだことがない人は、日本においてはほとんど居ない。別に文字ばかりの活字本じゃなくてもいい。マンガでも、それこそ教科書だっていい。本は自ら選択し読むこともあれば、教科書のように、望まないが読まされる場合もある。

本は光を放っているだろうか?勿論、発光していない。本が自ら光ることは無い。ではなぜ文字を認識出来ているのだろうか。それは、本に光が当たったその反射光で見えている。

自ら光を放つ情報は他にもある。街頭のネオンだ。ネオンは自ら光を放ち、一際目立つ。そして何やら妖艶な雰囲気を醸し出す。あとは蛍光灯が内蔵されたプラスチックの看板もそうだ。内側から光を当てているため、外側からの光の反射で見る前提になっていない。例えば風俗街にネオンが一つも無く、例に挙げた看板も一つも無く、全て街灯で照らされていたらどうだろう。恐らくあなたは正常な判断を下し、たった数十分のために大切なお金を払うこともなければ、クレジットカードのスキミング被害に遭うこともなくなるだろう。

テレビも発行物だ。液晶が光を放つことで情報を認識出来ている。だから、あなたはテレビを見ている時には実は何も考えられていない。もし興味のある題材がテレビで特集されているならば、それについての本を買って読むべきだ。頭が必死に考えようとしているとすぐに分かる。だがテレビを見ている時、脳は本を読んでいるときと比べて不活発だ。

 

テレビは節度を守って

f:id:vietnam_man:20170125212101j:plain

ゲームは1日1時間。テレビもそのようにすべきだ。子供向けのアニメでは、テレビから離れて見るよう、アニメ内のキャラクターによる注意がよく入っている。子供向けアニメはむしろ親が見せておきたい種類の番組だが、テレビ業界側がテレビをあまり見ないように時間を設定することはまずないだろう。ゲームは、客が買いさえすれば、その後どのようにプレイしようとも企業側は不利益を被らない。が、テレビは見てもらえればもらえるほど、制作局側のメリットが大きくなる仕組みだからだ。

テレビは面白いが、本当に見たい番組はなんだろうか。それを録画して、計画的に視聴するべきではないだろうか。家でテレビを垂れ流している人は一度思い直して欲しい。他にやるべきことはあるはずだ。あなたは気付いていないだろうか?

 

洗脳を解けば、人生はすべてうまくいく

洗脳を解けば、人生はすべてうまくいく

 

 

おわり