ナカノムラ

ナカノムラの手記

#8 すべての悩みから抜け出したい

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悩みなんて全然いらない

あなたはよく悩みますか?私はよく悩んでしまいます。家に帰って何を食べるか悩むし、食材を買って料理するか、スーパーで惣菜を買って食べるか、外食をするかっていう様々な選択肢で更に悩みます。そんな小さな悩み以外にも、これからどうやって生きていこうかとか、将来自分はどうなっているんだろうこのままでいいのだろうかとか、途方もなく答えの出ない、大きな悩みを持つこともあります。

悩んでいるときに楽しいなんてことはありません。悩むってのはやっぱり苦しいし大変。答えが出るようで出ないから本当に苦しい。出来ることなら悩みから解放されたい・・・・そう思ってましたが、今では悩むことはほとんど無くなりました。簡単に言っちゃうと、悩む前に処理しちゃってます。

 

悩む原因を突き止める

悩むってなんで悩むんでしょう?例えば先に挙げた、今日は何を食べるかって話し。これなんで悩むんでしょうね。何食べたって自由だし、悩むほどのことじゃないでしょう。でも、今日は何を食べるかどうしようかって悩む人は居ます。この『何を食べるか悩む』例をもとにして、掘り下げてみます。

まず最初に、何を食べるか悩むことになったきっかけは何でしょうか。想像してみてください・・・・さぁ、遡ろう、人生を・・・・。

うむ、きっかけは分かりませんよね。それ正常です。でも、記憶を遡ることで気づきました。子どもの頃に何を食べるか迷うことは絶対にありませんでした。もはや逆、何を食べたいかって欲求に支配されていて、何を食べるか悩むなんて絶対に!ありませんでした。

ということは、子どもの頃になぜ何を食べるか考えなかった理由が分かれば、今何を食べるか悩む理由と繋がるのでは?全てには原因があります。その原因を直接目の前の問題から探ろうとしないほうがいいこともあるんです。こうやって遠回りをしたほうが、結果的に答えに早くたどり着くこともあります。

私は子どものころ、何を食べるか悩むことが無かった理由はただ一つだと確信しています。親がご飯を作ってくれるからです。つまりなんの疑問も抱かずに食します。提供されているものをいただくことが当たり前の世界だったわけです。疑問なんて持ちません。階下から「ごはんやでー!」と言われれば、リビングに降りてご飯を食べる。そのとき初めて嫌いなピーマンが出されていることに気づきます。そうですね、このときはひょっとしたら、食べるかどうかは悩んでいたかも。でも、何を食べるか迷うわけではありません。

何を食べるか迷うことは、自分で選択する必要があるからです。何を食べるか迷うことが無かったときというのは、選択権が無かったからです。そして何を食べるかなんてくだらない悩みにフォーカスをあて続けましたが、悩む原因は選択できるからであることがほとんどです。

 

悩む前のセクションに『考える』

実は多くの人が気づいていないことですが、悩む前にはそれについて考えています。悩みは選択の結果だと言いました。選択権があるから悩みます。AorBということです。Aも出来るがBも出来る。本当はAにしたい、だが実行に移しやすいのはBだという具合に。悩んでいる状態というのは、どうしようか迷っている状態です。

この直前、人は考えています。つまりAとBがあるぞ、2つの選択肢があるぞっ、と、考えています。この時点で解決しないと、いずれ「どうしよう決められないー^^;」となります。私が悩まなくなったのはこの時点で解決するように意識しているからです。悩むセクションまで、意識的に事案を持ち越さないようにしています。

ある高額な商品を買おうかどうか迷うことは、とってもポピュラーな悩みです。ブランドものバッグが欲しいとか、20万円もする自分にぴったりのサイズのコートが欲しいとか。ここで我々に選択権が付与されます。大概の人はクレジットカードを持っています。そう、買おうと思えば買えるんですよね。でもそんな高額な商品が自分に必要なのかどうか考えます。ブランドものを模した似たような安いバックでもいいのではないか?少々袖丈が長くても、量販店にあるそれなりのコートでもいいのではないか?ここまではとても論理的な思考で留まっています。悩みはこの先にあります。欲しい!どうしよう本当に欲しい!でもなーどうしよっかなー!あーーー!となります。非常に感情的ですね。

建設的に考えれば、この場合の答えは限られています。買わないか、買えるまで稼ぐかです。ハッキリ言って、ローンで買うなんて論外です。愚の骨頂です。衣食住でローンを利用していいのは住まいだけだと思ってください。衣類や食べものは、住まいと違い消耗品です。住まいは消耗しません。するのは劣化なので、メンテナンスで維持できます。長く持てないものにローンを使うのはやめましょう。しっかり考えればそれが分かるはずです。

 

すべての悩みから抜け出すために、悩む前に考えて答えを出すこと

あーでもないこーでもないと思っている状態はあまり利口な状態ではありません。考えている段階では、まだあなたの大脳皮質は冷静さを保っています。この状態のときにメモを取るなどして考えて答えを出すようにしましょう。そして答えが出たらそのことについて計画を立てて、考えなくてもいいようにしましょう。このあたりの詳しいことはそのうち書きます。

最後に、何を食べるか迷わないようにするための答えです。それは、1週間の献立を週末や空き時間に考えることです。しかも満腹時に。空腹時に考えると、ラーメンもハンバーグもカレーも毎日食べたいと思い始め、あれもこれも食べたいってなっちゃいます。

 

ワタナベマキの31日分の定食カレンダー

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おわり