#19 広い部屋から狭い部屋に引っ越す

2LDKは単身には広すぎた

今私はとある事情で2LDKに住んでいます。今までは1Kのごく一般的な単身者用のマンションに住んでいました。

実際に1Kから2LDKに引っ越すと「本当に広いなーいいなー」と思うのですが、いかんせん広すぎ。将来的にはまた1Kのように分相応の部屋に引っ越す予定でしたので、ものを増やすことも出来ず、かなり余裕のある状態で過ごしています。

しかしついに引っ越すことが決まりました。私は広すぎると落ち着かない性格でして、適度がいいのです。狭すぎるわけでもなく、きっちり収まっている感じ。ホテルや施設はどれだけ広くても一向にかまわない。むしろ広いほうが好き。でも自宅は出来るだけ、自分の荷物がちょうど収まるくらいがいいんです。広いと掃除も面倒。

しかし今、本当に今、問題が発生しています。やっぱり荷物が増えている気がする！荷物を増やさないでおこうと思っていたのに、なんかやっぱりちょっと増えた気が。ていうか、この状態で部屋を狭く出来る自信が無い。

荷物は本当に増えるのか

引っ越す際、友人に言われた言葉があります。「広い部屋に引っ越すとものが増えるから気をつけろよ」と。いやいやそんなことあるわけない。ものを買わなきゃいいんでしょ？そしたら増えないじゃん。そう思っていました。

で、実際に数えてみましたが、確かに増えていました。でもそれはほんの少し。大きな影響を与えるほどではありません。

一般的にも、広い部屋に一度住むと、それより面積の狭い部屋に戻れなくなると言います。私にはその理由が分かりませんでした。だって荷物増やさなきゃいいだけ。でも実際に経験してみて分かった真実があります。

荷物が増えるかどうかは本人次第です。勝手に増えません。変わるのは、家具の配置や収納の仕方です。広い部屋の仕様に慣れてしまって、広々と使う結果、狭い部屋に戻すときのイメージがつかなくなります。今、私、その状態です。

How to 狭い部屋への引越し

狭い部屋お引っ越しをお考えの皆様。出来るだけ荷物はそのままで引っ越したいですよね？どうすればいいんでしょうか。ポイントは引越し先の部屋選びです。

・収納が多い

部屋にどれだけの収納があるかはかなり、めちゃくちゃ、大変重要です。なぜならあなたの荷物は多いからです。普段使うものは限られていますが、部屋が広いと、使わないものを仕舞わなくとも支障を来しません。それらを収納できるスペースが確保できている部屋にしましょう。

・専有面積が広い

専有面積を見ましょう。あなたが支払える家賃の中で、出来るだけ専有面積が広い場所を選びます。専有面積とは、その家のあなたの住居エリアの広さです。2LDKでだいたい60平米くらいありますが、ワンルームや1DKでそれはほとんど無いので、30平米程度あるところを探すと良いですね。

・ヘンな間取りは選ばない

いくら安いから、駅チカだから、建物がオシャレだからと言って、変わった間取りの部屋を選ばないでください。変わった部屋というのは、長方形や四角形以外の形の部屋がメインの居住エリアになるような物件です。たまにあるんですよ、三角とかね。

この世にある家具の殆どが四角系や長方形の組み合わせであることを考えると、住む部屋もそれに準拠すべき。三角形やペンタゴンみたいな間取りはやめましょう。ちなみに私は、三角形の部屋プラス、窓をあけるとすぐそこにお墓がある物件を紹介されました。いくかよそんなとこ。センスなさすぎ。

・近くに100均やディスカウントショップがある

どういう意味？と思うかもしれませんが、これは重要です。どれだけ頑張って選んだ部屋でも、本当のところは住んでみないと分かりません。全然荷物収まらねー！となります。そんなとき、収納テクニックなるものをインターネットで探すと大活躍しているのが100円均一ショップのアイテムです。でも近くになかったらどうします？後回しですよね？私は絶対にめんどくさいです。近くにあることで、収納スペースを確保するために動きやすくなります。

恐れる必要は無い

家賃も高いし駅からも遠いし、本当にこんな広い部屋に住んでる必要ある？でも狭い部屋へ引っ越すには荷物の整理が面倒だし・・・・そう思っているならば、恐れないで実行しましょう。

無駄なスペースをわざわざ確保して、その分高い家賃を払い、掃除もそのぶん面倒。ならば引越してしまえばいいんです。躊躇せず！狭く！より狭く！！

おわり